2回目以降の診察は、2~4週間おきにご来院いただき、喫煙(禁煙)状況や、離脱症状の確認、呼気一酸化炭素濃度の測定、禁煙補助薬の効果や副作用、使い方等を確認します。
12週間で禁煙治療は終了です。
ただし、認識していただきたいのは、禁煙外来を受診し禁煙補助薬を使用しても100%禁煙が可能なわけではないということです。治療開始12週間後の成功率は60%、1年後では、30%~40%程度となっています。また、途中から自分の力だけで禁煙できると考えて、治療を中断した場合はさらに低くなります。12週間の禁煙治療は中断しないことが大切です。最初のプログラム受診で完全禁煙ができなくても、治療は再度受けられますが、初回診察より1年以上経過していることが必要になります。ご自分を責めずに、禁煙外来を活用し、医師と共に禁煙を目指しましょう。